- 女性に惹かれないことと、女性を性別で拒絶することの違い
- 男性への安心感、身体的な興味、恋愛感情の分け方
- 無理に答えを決めず、自分の心がどこで動くかを見る方法
好きになれないなら、無理に好きにならなくていい。
女性を好きになれないこと自体は、悪いことではありません。誰かを好きになる気持ちは、努力や義務でつくるものではないからです。
ただ、「女性に惹かれない」のか、「女性はみんな嫌だ」と性別全体を拒絶しているのかは、分けて考えたほうがいいでしょう。
女性への恐怖。男性への安心感。男の体への興味。誰にも恋愛感情を持たないこと。それぞれは似ているようで別の気持ちです。すぐに自分を何かに決めず、一つずつ見ていけばいいのです。
好きでもない人を、好きになろうとしなくていいよ。でも、性別だけでその人まで決めていないかは、少し考えてみてもいいんじゃないかな。
「女性に惹かれない」と「女性が嫌い」は同じではない
心や体が動かないことと、相手を拒絶することは別です。
女性を見ても恋愛したいと思わない。きれいだと言われても、自分には魅力が分からない。付き合う姿を想像しても何も感じない。それは、女性への恋愛的・性的な関心が薄いという話かもしれません。
一方で、「女は信用できない」「女は面倒だ」「女はみんな同じだ」と考えているなら、関心の有無だけではありません。過去の経験や聞いてきた話を、女性全体へ広げている可能性があります。
まず、自分は女性に何も感じないのか。それとも、女性というだけで警戒し、怒りや恐怖を感じるのか。その違いを見てみましょう。
男でも女でも




一人との経験を、女性全体へ広げていないか
傷ついた経験があれば、似た相手を警戒するのは不思議ではありません。
母親との関係、過去の交際、学校や職場での出来事。女性から傷つけられた経験があると、次も同じことが起きるように感じることがあります。
しかし、その経験がつらかったことと、すべての女性が同じであることは別です。「女だから信用できない」と性別だけで判断すれば、目の前の相手がどんな人なのかを見る前に答えが決まってしまいます。
これは、女性と恋愛しなければならないという意味ではありません。恋愛対象でなくても、女性を一人の人間として見られるか。それは自分が誰を好きかとは別に考えられます。
男性なら安心できる、という理想化もある
女性への悪い決めつけと、男性への良い決めつけは、表と裏になることがあります。
男性に優しくされた。話を否定せず聞いてもらえた。一緒にいて緊張しなかった。そんな経験から、男性のそばに安心を感じることはあります。
ただ、「男なら分かり合える」「男は裏切らない」と性別全体を理想化すれば、男性も一人ずつ違うことを見落とします。安心させてくれたのは、男性だからではなく、その人が優しかったからかもしれません。
もちろん、その安心感が恋愛へ変わることもあります。安心しただけなのか、その人に触れたい、特別になりたいと思うのか。気持ちを急いで一つにまとめなくていいのです。
性別より先に、その人自身を見られるか
女性だから嫌い。男性だから安心。性別だけで相手を分けると、個人を見る前に関係が決まってしまいます。
女性と恋愛できなくても、友人や同僚として信頼できることはあります。男性に惹かれても、すべての男性を好きになるわけではありません。
「女性」という集団ではなく、目の前の一人と話せるか。「男性」というイメージではなく、その人の嫌な部分も含めて見られるか。個人として向き合ったとき、初めて分かる気持ちもあります。
性別だけで相手の性格や価値まで決めていないかを考えればいいのです。
女性より、男性の体に魅力を感じる
身体的な関心は、自分の性的な気持ちを知る一つの手がかりです。
女性の体を見ても何も感じないのに、男性の胸や腕、裸には目が向く。もっと見たい、触れてみたい、抱きたい、抱かれたいと感じる。そこには男性への性的な関心が含まれているかもしれません。
ただし、男の体が気になることだけで、自分をすぐゲイと呼ぶ必要はありません。美しいと思うこと、性的に興奮すること、恋愛したいこと、生活を共にしたいことは、重なる人もいれば別々の人もいます。
女性に魅力を感じない理由を探すだけでなく、男性に対して自分が何を感じているかも、そのまま見てみてください。
恋愛や性的なこと自体に興味がないこともある
女性だけでなく男性にも惹かれないなら、恋愛そのものへの関心が薄いのかもしれません。
誰かと付き合いたいと思わない。裸を見ても性的な気持ちにならない。一人で過ごすほうが自然に感じる。そういう人もいます。
まだ好きな人に出会っていないだけかもしれませんし、恋愛感情や性的な関心をあまり持たない人なのかもしれません。今すぐ理由や呼び方を決める必要はありません。
「女性を好きになれないから、男性を選ばなければならない」という二択でもありません。どちらも選ばず、自分に合う生活をすることもできます。
女性を好きになるべき、と思わされていないか
男なら女性が好きで当然。恋人をつくり、結婚して家庭を持つもの。そんな前提の中にいると、女性を好きになれないことが大きな欠陥のように感じられます。
けれど、周囲が望む人生と、自分の心が動く相手は別です。女性を好きになる努力を続けても、相手にも自分にも無理がかかります。
女性と付き合わない。男性を好きになる。誰とも恋愛しない。まだ分からないままでいる。どれを選んでも、誰かを性別だけで傷つけたり、自分の気持ちへ嘘をついたりしなければいいのです。
「女を好きになれない自分」を直すより、まずは自分が誰を、どんなふうに見ているのかを知るほうが先だよ。
好きになれないことより、性別だけで決めていないかを見る
女性に恋愛的・性的な魅力を感じないことは、女性を嫌い、拒絶することとは違います。一人との悪い経験を女性全体へ広げていないか。反対に、男性なら安心できると理想化していないか。まずは分けて考えてみましょう。
女性より男性の体に惹かれるなら、その関心を無理に否定する必要はありません。誰にも惹かれないなら、恋愛や性的なこと自体への関心が薄い可能性もあります。
女性を好きになる義務も、今すぐ自分を何かと呼ぶ義務もありません。ただ、性別のイメージだけで相手を決めず、一人の人間として見たときに、自分の心がどう動くかを大切にしてください。
好きになれないなら、無理に好きにならなくていい。性別より先に、その人を見ればいいんじゃないかな。
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晴斗
性別にこだわらず誰にでも優しいモテ男。彼女の有無は不明。鍛えた体を見せるのが好き。
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